皮紐が弛んでコンディションが悪くなってしまったグンデル。
7月17日の影絵芝居公演に向けて、メンテナンスを行いました。
バリでは鍵板を吊るす皮紐はプラスチック製に変わってしまったけれど、私達はまだ皮紐派です。
バリに行くたびに調達したストックで鍵板の張替えをするんですが、この皮紐が固くなってしまって曲げ伸ばしができません。そこで、お湯につけて柔らかくします。
見かけは何だかスルメに似ています。長いですが。あたりめのように固い紐をじっくり浸けて、さきいかのように柔らかくなったら引き上げ、後は時間勝負!冷えて固くならないうちに鍵板裏の竹ひごに通し、端をしっかりと結びます。鍵板同士がぶつからないように、細心の注意を払いつつ微調整をして出来上がり。こう書くと簡単そうに聞こえるんですが、なかなかのテクニックが必要なんですよ。
きちっと弛みなく鍵板が張れている楽器は、叩いていても快適で気持ちの良い音がします。
その後、刷毛を使って隅々まで埃を落とし…。
ボディのちょっとしたがたつきを、工夫して整えました。これで気持ちよく演奏ができます。
公演まであとひと月を切りました。練習に準備に…と、皆で頑張っています。公演詳細はこちら!ご来場おまちしてます!
『ビマの鬼たいじ』◆2022年7月17日(日)午後2時開演 午後1時半開場
◆西淀川区民会館(エルモ西淀川) ホール 阪神なんば線『福』駅より徒歩6分◆前売り一般2500円 高校生以下500円 当日各500円up◆影絵人形遣い:梅田英春 ワヤン・トゥンジュク梅田一座 演奏:ギータ・クンチャナ◆主催:ギータ・クンチャナ 後援:学校法人 大阪音楽大学 大阪府芸術文化振興事業
お申し込みはメールで ticketgitakencana@yahoo.co.jp
まで。件名を「影絵芝居予約」として、お名前、携帯電話番号、人数を記載してください。前売り締め切りは7月15日です。
(R)