by gitakencana
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一昨日、バリガムラン ゴン・クビャール編成のレヨンに特化して作成した動画の配信をスタートしました。 『バリガムラン・レヨンの音世界 Reyong Gong Kebyar Gamelan Bali』 今回のブログは、是非動画を観て、合わせてお読みくださいね。 バリガムランでは、青銅製の鍵板状の楽器が中心である、と思われやすい。 目立つのは鉄琴状のガンサと称される楽器なのかな。 体験レッスンでも、まずそちらから触れていただくことが多い。 でも、実はドラ状の楽器というのがかなり大きな役割を担っている。 いちばん大きなドラであるGong ゴンは、演奏の節目や締めくくりに欠かせない。 バリでは、Gongと言うと楽器単体というより、ガムランそのもののことを指していることも多い。 演奏の無事成就を願いお供えを置くのもゴンの所だし。 吊るしてあるだけでなく水平に置いて演奏するドラ状楽器も良い仕事をする。 テンポキープするKajar カジャールだって不可欠だし。 様々なドラ状楽器の中で、音階に並んでいるのがTrompon トロンポンとReyong レヨン。 トロンポンは奏者は一人で、旋律を奏でる。 いずれも旋律を奏でる際は、鳴らしっぱなしでなく、フレーズ終わりの音以外はおよそ前の音をミュートしながら次の音を出す奏法を使う。 開放して鳴りっぱなしにする場合もあれば、バチの握り方でミュート具合を加減して響きの長さも微調整する。 意外にも様々な調整が必要。 ここで1つ問題が! こぶもバチも丸い。 力加減をしくじるとバチはこぶからツルンと滑り落ちる。 金属製のガチャン★とノイズが起こり、(;'∀')となる。 力まずに適切に鳴らせると、ぽわんと丸い響きで、なんとも魅力的な音色♡ 今回取り上げたレヨンは4名で(少人数編成の場合でも2名で)隣の奏者とのコンビネーションを大切にしながら奏でる。 隣りの奏者とのコンビネーションというのが意外と複雑で、2名&2名での組み合わせもあれば、内側の2名が組み合わさり、両端は単独だったりする。 〇〇 〇〇だったり〇 〇〇 〇だったり、と音の流れによってかみ合うギアが変更される歯車、という感じ。 そもそも5音階で12個のドラ。 4名だから3個ずつ担当ね~とは行かない局面が多々ある。 担当する音について詰めが甘くて、お互いがどうぞどうぞと遠慮して、ぽっかり大切な音が抜けたりする。 バリガムランならではの高速演奏では、隣の奏者の手をぶっ叩くハプニングも発生。 サッサとどかんかい~\\(。-`ω-)(-`ω- 。)//となりかねない。 いえいえ、温厚なギータ・クンチャナのメンバーではそんなイザコザは決してありませんよ、エエきっと無いはずですが、、ムニャムニャ・・・ バリガムラン演奏の特徴は、まずペアでの息の合わせ方が必要ですが、レヨンは少し複雑で、それもまた楽しいのです。 バリで熟練のレヨン奏者たちの演奏は、群舞のように呼吸もぴったりで視覚的にも美しく、見惚れます。 ガムランの楽器の中で、ひときわユニークな魅力を持っていると思うのであります! 何故か強く訴える調子になるのであります!! 今回、レヨン奏者同士のコミュニケーションのほか、舞踊マルガパティの動きとレヨンのリズムが活躍する伴奏との関わりに注目して観ていただけるように撮影しました。 コロナ禍ならではの無観客でのパフォーマンス撮影。 舞踊に興味がある方にも、観ていただきたいです。 プスパ・クンチャナ の若き踊り手、圓尾桃子さんのフレッシュなマルガパティです。 メンバーで力を合わせて、動画を作成していく。 この作業は、ギータ・クンチャナ27年目の演奏活動で初めて。 そして、申請作業の会計報告、楽器のメンテナンスなど、ガムラン練習以外の作業で忙しい。 演奏での活躍とまた違ったそれぞれの個性が発揮され、新たな活動へと向かうコロナ禍の私たち。 日本で、世界で、皆が窮地を乗り切るために工夫して、笑顔をたやさないで生きていこうとしている。 がんばろう! E
by gitakencana
| 2021-02-02 18:11
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