by gitakencana
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昨日は、1月12日に豊中市立文化芸術センター大ホールで催される『世界のしょうない音楽祭』で披露される野村誠さん作曲の『Quartet for Lou Harrison』の練習でした。
ガムランと西洋楽器の共演の現代音楽作品としてまず名前があがるのはアメリカの作曲家ルー・ハリソンの作品ですが、使われるのはジャワガムランで、バリガムランではあまり例がないようです。 今回もしかしたら世界でも珍しい組み合わせの新作で、バイオリンと合わせるバリガムラン楽器として野村さんが選ばれたのは、レヨンとジュブラッグでした。 五線のスコアをいただき、冷や汗をかく音大出身やけど今やそれ以上にバリガムラン奏者である私たち。 バリガムランでは普段は楽譜無しで取り組んでいますから・・・と言い訳の暇はなくひたすら練習!!! ガムランを演奏しているといつも、音階にたった5つしか音が無いのによくぞこれほど豊かな音楽が、、、と感動するのですが、野村さんが手懸けると、5つの音たちが翼を広げて大きな大きな空間に羽ばたいてゆくようです。 今回の作品では、アラブ調に民謡調、ロシア調?中国調?宇宙のどこかの惑星?とボーダーレスに予想不可能な展開をしていき、演奏しながら心がときめきます。 バリらしい小気味よいリズムや、通常は使わないふわ~~っとした響き。 そこでバイオリンが縦横無尽に自由に踊っているかのようです。 そして楽器同士が真面目に意見を交換しているかと思いきや、突然野村さんならではの脱力するフレーズが挟まっていて、ああ生真面目に奏で過ぎてはイカン!と肩の力がフッと抜けたり・・・ 野村ワールドに浸って、演奏する幸せを味わいます。 ご多忙なバイオリン奏者に代わって、今回は野村さんが得意技の絶品鍵盤ハーモニカでバイオリンパートを弾いてくださいました。 うっほっほ~~~^^ なんて贅沢な練習!! 私は野村さんの鍵ハモのファンなのです。 『世界のしょうない音楽祭』の敏腕プロデューサーの柿塚拓真さんも練習に参加してくださいました。 この音楽祭では、野村さんが率いるワークショップ計6回で、日本センチュリー交響楽団や大阪音楽大学教員などプロの音楽家と、音楽経験のあったりなかったりの地元豊中市で一般募集で集まった方々総勢数十名で繰り広げられ、ワークショップで生まれた創作フレーズをふんだんに取り込んだ野村さん作曲の壮大な『越後獅子コンチェルト』が演奏されます。 オーケストラの楽器、邦楽、西洋古楽のヴィオラ・ダ・ガンバ、シタール、ガムラン、打楽器、歌などが不思議に調和し、耳と目と心に新鮮な驚きや喜びをもたらせてくれます。 多彩な企画の取りまとめの柿塚さんはもちろん大忙しなのですが、いつも暖かく辛抱強く、きめ細やかに皆に対応し、笑顔で身軽に動いてくださいます。 すごいエネルギーの持ち主です!
by gitakencana
| 2017-12-30 16:53
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