少し雨模様でしたが、緑滴る庭園を見ながらの贅沢な気分の会でした。
満員御礼のイベントホール、チリデウィの皆さんの熱い想いが場を盛り上げ、あっという間の素敵な時間が過ぎました。
ギータ・クンチャナにとっては初挑戦のBayan NginteにLegong Jobogは特に緊張の演目でした。
踊り手の呼吸を感じて演奏する難しさも改めて感じて、良い勉強の機会となりました。
参加の機会をくださった指導の大西由希子さんやチリデウィの皆さん、ありがとうございました。
見ながら感じながら、全身のアンテナをフルに立てて叩く。
踊りや周りの演奏と自分をなじませて、みんなで緩急気持ちよく進んでいく。
時折その加減が絶妙に合うと、さ~っと心地よい風が吹いたかのように空気が震えて、光の音空間とでもいうべき何かが生まれる。
これがバリ芸能の醍醐味で、ヤミツキになるもとだと思います。
まだまだその境地を求めて精進あるのみです。
(E)